くしゃみでも漏れてしまう
くしゃみ、咳あるいは重いものを持ったときに尿漏れを起こしてしまう症状も更年期障害のひとつです。
尿道粘膜は膣粘膜と同様に女性ホルモン(エストロゲン)によって厚みを保っています。そのため閉経によってエストロゲンが減ってくると、尿道粘膜も萎縮し、柔軟性を失って、尿道の抵抗性が弱まります。そのため尿が漏れやすくなるのです。さらに、女性は男性に比べ尿道が短く、出産経験や肥満、運動不足などで筋肉が弱ると尿漏れを起こしやすくなるのです。
尿漏れのおもな症状は、咳やくしゃみなどで漏れる腹圧性尿失禁、排尿がうまくいかず、尿が膀胱内にたまってしまい、最後にはちょろちょろと漏れ出てくる状態となる溢流性尿失禁、突然の強い尿意が起こり我慢できず、トイレに駆け込む間もなく漏れてしまう切迫性尿失禁などがあります。失禁の種類によって治療方法も変わりますから、専門医とご相談ください。
腹圧性尿失禁は筋力アップを
腹圧性尿失禁には骨盤底筋訓練法という筋力アップが有効です。この訓練法は、肛門をしめ、さらに尿道と膣を5秒間しめ、その後、ゆっくり力を抜いてゆるめます。朝昼晩寝る前とそれぞれ10〜20回この動作を繰り返します。しめるイメージは、陰部にある骨盤底筋を内臓の方にスーッと引き上げる感じです。骨盤底筋は、おならを我慢するときに動く筋肉、排尿中に尿を止める動作、あるいは膣の内側を締める動作などで実感できると思います。
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女性の正常な膣の内圧は40〜60mmHgですが、出産後や中高年になると、膣圧はわずか5〜10mmHgしかありません。膣圧が10mmHg以下になると、くしゃみ、せき、重い荷物を持ち上げた時などに、尿漏れが生じるようになります。膣圧を高めることで、性感度が向上させだり、尿漏れなどの悩みを軽減します。





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更年期障害(英:menopause または postmenopausal syndrome, PMS)とは、ホルモン(エストロゲンの減少)の分泌バランスが崩れることにより起こる症候群である。主に閉経期前後の45〜55歳ころの女性に起こるが、40代以降の男性にも起こることがあり、特に男性に起こる更年期障害のことを男性更年期障害と呼ぶこともある。
原因は女性の場合、閉経期前後になると卵巣ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下することにより起こる。男性の場合、30歳前後よりテストステロンの分泌量が減り、その結果40代後半になってくると更年期障害の症状が起こることがある。
男性更年期障害が、女性の更年期障害よりも比較的問題となりにくいのは、テストステロンの分泌量の低下がエストロゲンのそれよりも緩やかであるため、その症状が表に出にくく、「年のせい」で片付けてしまうことが多くあるせいである。ただし、あくまで女性の場合と比較してということであって、男性の場合も、個人差により強い負担や自覚症状を伴う場合がある。
治療方法は、女性に対しても男性に対しても、ホルモン療法が有効とされる。その他、漢方薬や精神安定剤を使って治療することもある。
男性に対してはほかにクエン酸シルデナフィルのようなED治療薬を使用することもあるほか、生活習慣を改めることにより症状が軽くなることもある。